代表メッセージ

皆様のご支援の賜物

多分二年ぐらい前から、今回一緒に寺子屋子ども食堂を始めることになった、高校の同級生の太期友里くんが「いまの若い人は、特にシングルマザーの人たちは、子どもを育てるにあたっては経済的に大変だ。何とかならないかなあ」と、なぜか会うたびに言うようになりました。

私も同感で、「いまのこの国では少子化の流れは止まらない。なぜなら若いママたちが子どもを産んでも大変なことが多く、あまりいいことがないと思っているようにみえる」というふうに考えられるからです。

また、「そうだから、すでに生まれた子どもを大事に、賢く育てることが必要である」と思っているに違いありません。

一方において、私自身としては、長く勤めた会社を辞めたら、そのあとは何か福祉の仕事(ボランティア)を通して社会との接点をもって、晩年を過ごしたいと思っておりました。

そこで、かつての高校の仲間たちを募り、いろいろと相談した結果、どこかで子ども食堂をやろうということになりました。しかし、メンバーは都内ばらばらであるし、私が千葉の外房で、障害者の就労支援をしている以外は、ほとんどが福祉と縁のない人たちでありました。

そんな折り、幸い東京の北区にご縁ができ、教育委員会や社会福祉協議会の皆様と種々ご相談をさせていただき、ご支援を頂戴しながら、子ども食堂を設立する運びとなったわけであります。

まず、場所探しから始めたのですが、なかなか適当な物件が見つからないでおりましたところ、社会福祉協議会からのご紹介で、越野建設様から最適な会場をお借りできることになりました。厚くお礼申し上げます。

また、「川崎寺子屋食堂」を運営している竹岸章理事長には、NPO法人の設立、運営から学習支援の面までご教授いただきました。深く感謝申し上げます。

以上、ほんとうに多くの皆様のご支援の賜物で、私どもの思いが形となった次第であります。あらためて深謝申し上げます。

とにもかくにも、このような経過をたどりましたが、この春から設立に取り組んできて一番実感しますのは、子どもの支援をすることを通して私どもが何か元気をもらい、おそらくこの活動によって得られる受益についても、私どもが7割か8割で、子どもたちが3割か2割という按分ではなかろうかとさえ考えられ、それだけに、何とか子どもたちを手厚く支援して、せめて5割対5割のフィフティフィフティまで昇華できるよう努力したいと思っているところであります。

私ども一同、精一杯の精進を重ねてまいりますので、皆様におかれましても、どうか今後、なお一層のご支援、ご助力を賜りますよう、お願い申し上げる次第であります。

理事長
島村 勝巳